April 11, 2004

パリ 〜 ルーベ レース後インタビュー

マグナス・バクステット(ALS)
「勝ったなんて信じられない。今朝の段階では、ムセウ、バンペテヘム、ウェーゼマンを、ボーネンでさえチェックしていこうと思っていた。トラブルを脱して風がおさまるのを待っている間、パンク無しだった。4人のグループになった時、これはパリ〜ルーベを勝つ一生に一度のチャンスだと確信した。(ヴェロドロームでの)インに隙間が出来た時は、ためらわなかった。いったんそこを通り抜けてしまえば、それで良かった」

トリスタン・ホフマン(CSC)
「今まで長い事身をもって証明しようとしてきた。うまくリザルトが出せたと思う。マグナスにはどうにもならなかった。でも、少なくともこれから先の課題は残った。またこんなチャンスがあるかは分からない。でもOK、これは勝てるレースの1つ。」

ロジャー・ハモンド(Bookmaker)
「信じられない。先頭集団でヴェロドロームに入り最終コーナーを曲がるまでは、夢だったパリ〜ルーベの勝者になるチャンスが残っていた。OK、ラスト200mはめちゃくちゃだったけど、260kmに間違いはなかった。自分はミスをしたしその報いも受けた。やり直せるものならやり直したいけど、レースの真っ最中にその決断をしなくちゃいけない。行きたいと思った時に行くと決めたんだけど、ただ単に力が足りなかった、それだけ。」

ファビアン・カンチェラーラ(RAB)
「4位に終わって残念だ。でも今回のように、勝つ為一番大切なのは負けたことなんだ。そして本当に疲れたし全く力が残ってなかった。ガチョウみたいなでこぼこを越えて一番にヴェロドロームに入ったとき、スプリントの足は全く残ってなかった。この感覚はしばらく残ると思う。2回目のパリ〜ルーベだったけど、来年に向けて大きな目標ができたよ。」

ヨハン・ムセウ(QSD)
「4回目の優勝を手中にしていたのに。平坦な道に出るちょっと前に『今日は勝てる』と自分に言った。その2秒後に『す〜〜』と音がした。以前も同じくぼみを走った。そこがくぼんでいることは知っていた。トランプで作った家みたいに全てが崩れた。感情的にもなるよね。すばらしい引退レースになった。最高レベルで勝つ為の全てを出し切った。ついてなかったね。」

ペテル・バンペテヘム(LOT)
「あのパンクがなければこうはならなかったのに。昨年(優勝)より足の感じは良かった。ムセウに追いついた後、彼はディレーラーに問題があると言った。それでゲームセット。トラックに入って、ムセウは手をとろうと言ってきた。そうしたけど、できれば勝利をかけてスプリントがしたかった。もし2人ともパンクしてなかったら、2人でゴールスプリントしていただろうから。」
(11 Apr 2004 CyclingNews)

投稿者 akemi : April 11, 2004 6:14 PM | トラックバック