July 16, 2004

パオロ・ベッティーニ[Tour]

「嵐の前の静けさ」[14 July 2004 CyclingNews PaoloBettiniDiaryより 原文はこちら]

CyclingNews読者の皆さんこんにちは。
さてツール・ド・フランスの序盤が終了した。そして飛行機で移動してかなり遅くにリモージュに到着した。おそらく見たと思うけれど、休養日の前の2ステージは自分にとって良かった。

Quimper(*8ST)ではたくさんアタックをしたしもう少しで勝てるところだった。残り1500mの最後の登りで飛び出したけど、振り返ると、マキュアンだけが後ろについているのが見えた。僕らは集団に対していい感じでリードを広げたけれど、ロビーは僕のために仕事をしようとはしなかった。だから下がることに決めたんだ。マキュアンをゴールまで連れていって彼が優勝するのを見てるだけになるからね。だから集団は僕らを吸収して僕がステージ優勝する機会を消してしまったんだ。ほんとについてないよ。でもコンディションは日々良くなっているから自信にもなってるよ。

さて休養日の話に戻ろう:リモージュではチームで2時間トレーニングをした。それから僕とたいていルームメイトになる、ダビド・ブラマーティと部屋でDVDを見てくつろいだ。彼はすごくいい人で僕とボーネンのためにすごく良く仕事をしてくれている。いつか彼にお返しをしてあげたい。休養日の後は、マシフセントラル(中央山塊)で僕のようなアタックする選手には理想的な地形だ。

Gueret(*9ST)のステージでは、がんばったけどうまくいかなかった。今日7/14はチームメイトのリシャール・ヴィランクが信じられないような素晴らしい日にしてくれた。彼はSaint-Flourまでの9つの山岳ポイントを全て穫って、このフランス革命記念日に、本当に大きな仕事をやってのけた。ブラーボー・・・リシャールにだったら喜んで山岳賞ジャージを明け渡すよ。彼はツールで7回目の山岳賞になろうとしているんだからね。そしてついに天気は寒さと雨の週を終えて変わって、太陽ともにレースができるようになった。この天気は先週とは全く別ものだよ!

読んでくれてありがとう

投稿者 akemi : July 16, 2004 10:44 AM | トラックバック