July 14, 2005

トム・ボーネン

クールシュベルからブリアンソンまでの173kmの第11ステージで、スタートから5kmで落車したトム・ボーネンは「今までにこんなに苦しかったことはない」とコメント。

序盤の下りで他の選手とタイヤがかすり、舗装路にたたきつけられた2005年ツール・ド・フランドル、パリ〜ルーベの勝者は右膝、肩、左肘にケガを負った。

ポイント賞リーダー"マイヨヴェール"を着るトム・ボーネンは、本格的な山岳となるアルプスの第11ステージを、優勝したアレクサンドル・ヴィノクロフ(TMB)から39分46秒遅れでなんとか走り終えた後、「目の前の(ファン・マヌエル)ガラテがラインを変えたので、彼のタイヤにほんの少しかすったんだ」とがっかりした様子で言った。

「すごく苦しい1日だった。パリ〜ルーベやツール・ド・フランドルでもこんなに苦しかったことはない。
良くなってレースを続けたい、でも心配だ」

木曜の朝、膝に包帯をしたボーネンがローラー台でテストしたものの、ボーネンのツール・ド・フランスがここで終わったという結論に至った。

2004ツール・ド・フランスでは最終ステージのパリ・シャンゼリゼのゴールスプリントを決めただけでなく、2005は第2ステージ、第3ステージを勝利したボーネンは、ポイント賞争いの優勝候補筆頭だった。
(14 July 2005 Eurosport)

*第12ステージ未出走は、本人にもファンにもとても残念な結果でしたね。トータル3回も落車ですし、厳しい山岳ステージを乗り越えてパリまでたどりつくのは難しいですね。とにかく残念!( by @kemi)

投稿者 akemi : July 14, 2005 8:14 PM | トラックバック