May 13, 2006

Tour of Korea

5/4〜5/10まで、韓国にてTour of Koreaが行われました。
このレースにはSkil-ShimanoとTeamNIPPO、Japan National Teamが出場しています。"冬のソナタ"で有名になった春村(チュンチョン)も第3ステージに登場しました。

第1ステージ:スチュワート・ショウ(Drapac Porche)、トビアス・エルラー(Giant Asian Racing Team)、岡崎和也と真鍋和幸(NIPPO)、阿部良之と広瀬よしまさ(Shimano)の6人が逃げ、10秒の差をつけたままゴールスプリント。
結果は、1位ショウ、2位岡崎、3位エルラー
4位阿部、5位真鍋、6位広瀬でした。

第2ステージ:大きな落車が2つあったもよう。ラスト2kmでリーダーチームのDrapac Porcheがスプリンターのロブ・マクラクランを引っぱり、リーダージャージのショウが最後の発射台となりマクラクランがステージ優勝。エルラーは2位、3位は韓国のジャン・スンジェ。エルラーとショウは同タイムだったのでリーダージャージはエルラーへ。

第3ステージ(山岳):雨で気温も低かったこの日、 NIPPO、Skil-Shimano、昨日までレースリーダーだったDrapac Porsche、ウズベキスタン、韓国のSang Mooの選手6人がアタック、2つ目の山岳前まで逃げた。2つ目の山岳でリーダージャージを確実なものにするためエルラーがアタック。ショウ擁するDrapac Porscheが追走するもタイム差は3分開いた。

第4ステージ:雨で路面が滑りやすいので中間スプリントポイントをなくし、距離も短くなった。
スプリンターのマリウス・ウィジアック(NIPPO)がゴール前1kmでパンク。ゴールスプリントは韓国のジャン・スンジェでポイントリーダーもGet。

第5ステージ(山岳):総合Top3を含む15人の逃げが決まるが、1つ目の山岳で先頭集団がバラバラになり、Porscheのスチュワート・ショウ、ダレン・ラプソーン、ミッチ・ドッカーが追走。リーダージャージのトビアス・エルラー(Giant)が遅れだす。
下りで3つの集団が形成され、Giantは追走しエルラーを先頭集団に戻すが、ショウ、パク・スンベク(Seoul Citiy)、阿部良之(Skil-Shimano)がアタックし、2つ目の山岳では2分のタイム差をつける。Giantはすでに消耗していて吸収することができない。
残り10km、最後の登りで田代恭崇(Japan National)とダレン・ラプソーン(Porsche)もアタックし、下りきったところで先頭は5人になる。残り1kmでタイム差は約1'45"。ラプソーンのアシストを得たショウがステージ優勝。総合でのタイム差を1'31"に縮めた。

第6ステージ:40kmを4周回し、200mの登りがあるコース。
90km地点でミッチ・ドッカー(Porsche)、リー・ウォンジェ(Seol City)、ジャン・スンジェ(Sang Moo)がアタック。リーダーチームのGiantが追走しゴールスプリントへ。ゴール前で6人が落車に巻き込まれたが、Porscheのディーン・ウィンザーによるナイスアシストでロブ・マクラクラン(Porsche)が2勝目をあげた。

第7ステージ(山岳):岡崎和也(NIPPO)、ユー・テボク(Korea Soojawon)、ラプソーン(Porsche)の3人がアタック、残り35kmではタイム差が1'30"だったが、残り13kmにはタイム差が53"に縮む。最後の登りを終え、ラプソーンが最後のアタック。メイン集団に21"の差をつけてステージ優勝をあげた。

メイン集団では、レースリーダーのトビアス・エルラー(Giant)が無難にゴールし、リーダージャージを確定した。
総合1位:トビアス・エルラー(Giant)
総合2位: オ・ウェヨン(Seoul)
総合3位:ラスラン・カリモフ(Uzbekistan)

投稿者 akemi : May 13, 2006 8:45 AM | トラックバック